食洗機で洗うと食器に水が溜まる|上手に使うために知っておきたい事
食器に水が溜まるのがイヤ!食洗機を快適に使う方法
この記事を読むための時間:3分
せっかく食洗機を使って洗って乾燥させたのに、食器に水が溜まっていたら片付ける前に水分を拭いたりするひと手間が増えてしまいますよね。食洗機を気持ちよく使う為に、食器の中や茶碗の底に水が溜まらないようにする工夫を取り入れてみませんか?この記事では、食洗機に上手に食器をセットする方法や、食洗機にぴったりな食器選びのポイントを解説します。
食洗機を使うと食器に水が溜まるのはなぜ?
食洗機を使うと、洗って乾燥させたはずの食器に水が溜まってしまうことがあります。というのも、和食に使う器は丸みがあったり、底の裏に突起した部分(糸底)があるので、特に水が溜まりやすいから。さらに、食洗機の中に食器をセットする方法によっても、水が溜まりやすくなります。
上手に食器をセットするコツを掴むと、すっきりと汚れが落ちたピカピカの食器に洗い上げることができます。
食洗機を快適に使うための食器の入れ方
噴射されるお湯が当たるようにセットする
食洗機は、基本的に下から上に向かった高温高圧のお湯が噴射されます。そのため器が完全に上や下を向いた状態でセットすると、キレイに洗えなかったり水が残ってしまったりします。お湯が汚れている部分に当たるように、食洗機の噴射に合わせた置き方でセットすることが大事です。
重ならないようにセットする
たくさんのお皿や器を隙間なくセットしてしまうと、食器にしっかり水流が届かず汚れ落ちが悪くなります。さらに乾燥モードや余熱で乾燥させる時も、食器の間に水分が残ってしまう可能性もあります。お湯の噴射が当たるように、食器同士が重ならないようにセットするのが、キレイに仕上げるコツです。
斜めに食器をセットする
洗い上がった食器に水が残らないようにするためには、食器を斜め下向きになるようにセットするのがおすすめです。下からのお湯の噴射がしっかりと食器に当たり汚れが落ちて、水切れもよくなります。
食洗機で水が溜まりにくい食器を選ぶポイント
食洗機に対応しているか
まず一番最初にチェックしたいのは、食洗機に入れても良いかどうかについてです。食洗機は高温高圧のお湯を使うので、繊細な食器や熱に弱い素材を使った食器は使うことができません。
せっかく食洗機を導入しても、対応していない食器ばかりで結局使えない…となってはもったいないですよね。食洗機を快適に使うためにも、今後買い足す食器は食洗機対応のものを選びましょう。
お椀は浅めで口が広がったタイプを選ぶ
食洗機が広く普及している欧米に比べて日本の食卓では、いろんな形のたくさんの食器を使います。特に汁物のお椀のような丸みのある、深めの食器は食洗機を使った時に水が溜まりやすいです。
お椀を選ぶ際には、口が広めで深さがあまりないタイプを選ぶと食洗機で洗いやすくなります。また、糸底がないタイプや糸底に水を切る為のスリットが入っている器もおすすめです。
できるだけ同じ食器で揃える
食洗機に効率よく食器をセットしてキレイに洗う為には、同じ食器で揃えるのが一番の近道です。いろんな食器が混在していると、どうしても食洗機の中に入る食器は少なくなります。
しかし、食洗機に無理なく入るようなサイズで、程よい厚みの食器に揃えれば、一度にたくさんの食器を洗うことができます。欧米のブランドの食器は、食洗機の利用が定着しているために洗いやすく使いやすい食器が多いので、そちらを揃えてみるのもいいですね。
食器に水が溜まるのを防いで食洗機を上手に活用!
食洗機を取り入れて家事の効率化ができるようになったのなら、より快適に使えるように、食器に水が溜まらないようにしたいですね。食洗機への食器の入れ方や食器選びを工夫して、食洗機をより上手に活用していきましょう!
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