「給湯器のリモコンの電源がつかない」「操作しても上手く動かない」など、給湯器のリモコンの不具合に悩んでいませんか？給湯器のリモコンとは、キッチンや浴室の壁などに設置されている操作機器のこと。給湯器本体は、屋外の壁やベランダなどに設置されています。給湯器のリモコンに不具合が起こると、お湯が使えなかったり、したい操作がスムーズにできなかったりして大変です。この記事では、給湯器のリモコンに不具合が発生した時の原因と対処法を紹介します。修理や交換にかかる費用の目安も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読むための時間：3分

ケース別・給湯器リモコンの不具合の原因と対処方法

使用中の給湯器のリモコンには、どのような不具合が見られるでしょうか？不具合のケース別に原因と対処方法を紹介していきます。

①リモコンの電源がつかない場合

＜考えられる主な原因＞

• 電源プラグがコンセントから抜けている
• ブレーカーが落ちている
• リモコンの配線不良

リモコンの電源をONにしてもつかない場合に考えられる理由には、上記のようなものが挙げられます。コンセントやブレーカーが原因の場合は、正常に戻せば電源がつくはずです。リモコン本体や配線に異常がある場合は、リモコンの修理または交換が必要になります。

②液晶がつかない場合

＜考えられる主な原因＞

• 「節電モード」になっている
• リモコンが故障している
• リモコンの接触不良が起きている

「リモコンを操作して給湯器を動かせるものの表示が出ない」など、リモコンの液晶がつかないという不具合もあります。その場合に考えられるのは上記のような原因です。まずは「節電モード」になっていないことを確認し、電源を入れなおしてみましょう。それでも液晶に不具合が見られる場合は、リコモンの修理か交換が必要です。

③給湯器本体の電源がつかない場合

＜考えられる主な原因＞

• リモコンと給湯器本体の接続・配線不良
• リモコンの故障
• 給湯器本体の故障
• エネルギー供給が止まっている
• 給水管の故障

リモコンは動くのに給湯器の電源がつかず動かない場合は、上記のような原因が考えられます。対処法としては、まずコンロが点火するかなどを確かめて、ガスや電気などのエネルギー供給が正常かどうかチェックしてください。

またリモコンにエラーコードが表示されている場合は、説明書などを見てエラーの内容を探してみましょう。それでも原因が不明な場合は、業者に点検・修理、または交換を依頼する必要があります。

④勝手に電源が入る・消える・上手く動かない場合

＜考えられる主な原因＞

• リモコンの配線・接続不良
• リモコンの故障

リモコンの電源が勝手に入ったり消えたり、操作してもうまく反応しなかったりする場合は、上記のような原因が考えられます。なんとか使い続けられそうと思いがちですが、放置すると大きなダメージに繋がりかねないため、早めに修理または交換を依頼しましょう。給湯器が勝手に作動するようになり、ガス代が高くなったり火災が発生したりもしかねません。

給湯器のリモコンの修理・交換にかかる費用は？

最後に、給湯器やリモコンの修理や交換にかかる費用について紹介していきます。

リモコンの不具合の場合

リモコンの簡単な修理であれば、修理費用の相場は6〜8千円程度です。リモコンの交換となれば2〜3万円ほどかかります。自分でリモコンを買って取り替えれば1万円前後に抑えることも可能ですが、知識がない人が取り付けると不具合が起こりやすいのでDIYはおすすめできません。費用を抑えたいなら、仲介料のかからない地元の業者に依頼するのがおすすめです。

給湯器本体の不具合の場合

給湯器の修理にかかる費用の相場は7〜8千円程度です。交換の場合は給湯器本体と交換工事費用あわせての6〜30万円ほどかかります。給湯器の追い焚き機能や暖房機能の有無などで本体価格が大きく変わるので、業者と相談しながら予算にあわせて選びましょう。

給湯器のリモコンがつかないなどの不具合に注意

給湯器のリモコンの不具合の原因と対処法、修理・交換にかかる費用について紹介しました。「リモコンの電源がつかない」「液晶がつかない」「給湯器本体の電源がつかない」などの不具合の状態によって原因や対処方法を判断できる場合もあるものの、放置すると思わぬ事故に繋がったり、ダメージが大きくなって修理費が高くなったりする可能性もあります。この記事を参考に対処方法を考えてみてください。