毎日のガスコンロ掃除におすすめのスプレーを紹介!その作り方とは
ガスコンロ掃除に使うスプレーについて
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台所掃除で最も大変な箇所と言えばやはりガスコンロの掃除ではないでしょうか。毎日使うので汚れはどんどんたまり、いざ掃除しようにもしつこい油汚れや吹きこぼしなどによる焦げつきは落とすのにかなりの時間がかかります。そんな頑固な汚れもしっかり落とすスプレーがお家で簡単に作ることが出来たら、普段はさぼりがちなガスコンロの掃除も、もっと気軽に取り掛かることが出来るのではないでしょうか。
今回は家庭で簡単に作れて、しかも油汚れや焦げ付きもしっかり落としてくれるお掃除スプレーの作り方や使い方について解説します。これらの手作りスプレーはガスコンロ以外の場所や衣類の汚れ落としにも使える逸品です。作ってみたい、使ってみたいと感じた方はぜひ最後までお付き合いくださいね!
ガスコンロの日々のお手入れには手作りスプレーが便利
今日多くのメーカーで油汚れ専用のスプレーが販売されています。これらの市販スプレーもよいのですが、重曹やセスキ炭酸ソーダを使ってスプレーを自分で作ることも可能です。セスキ炭酸ソーダや重曹はアルカリ性なので、酸性の油汚れや焦げ付きを分解する性質を持ち合わせており、その洗浄力は市販のスプレーにも負けません。
また、重曹やセスキ炭酸ソーダは1㎏500円前後と安価で、スーパーやドラッグストアなどで簡単に手に入り、しかも作り方は水に溶かすだけなのでとても簡単です。油汚れや焦げ付きがひどい場合は大量の洗剤が必要になりますが、重曹やセスキ炭酸ソーダを使ったスプレーは安価で大量に作ることが出来るので、そういった面からもおすすめです。
オススメ手作りスプレー
重曹やセスキ炭酸ソーダから作るスプレーはアルカリ性なので、油汚れや焦げ付きが蓄積しがちなガスコンロの清掃には特におすすめです。ガスコンロ以外にもシンクやお風呂場の清掃、衣類の黄ばみや黒ずみの落としなど、万能に使えます。どちらもスーパーやドラッグストアなどで安く手に入り、水と混ぜるだけで簡単に作れるのも魅力的です。
重曹スプレー
重曹スプレーは弱アルカリ性の性質を持っており、油汚れや皮脂汚れを分解する効果があります。しつこい汚れを磨きたい場合、水の量を減らしてペースト状にすると、クレンザーのような研磨剤的使い方をすることも可能です。また、抗菌作用があり、排水溝や生ごみから発生する臭いも抑えてくれます。
セスキ炭酸ソーダスプレー
重曹スプレーを使っても汚れが落ちないときは、更にアルカリ性の強いセスキ炭酸ソーダスプレーがおすすめです。しつこい油汚れや頑固な焦げ付き、衣類などについた皮脂汚れを分解し、落としやすくしてくれます。アルカリ性質が強いので、使用の際は手袋の着用をおすすめします。
重曹水スプレーの作り方と使用法
重曹と水を混ぜるだけで簡単に作れます。ペースト状にして使用したい場合は重曹1に対し水2の割合で混ぜるとよいでしょう。ガスコンロの油汚れや焦げ付きに吹き付けたり、風呂場やシンクの水垢に吹き付けたりして使うと汚れがきれいに落ちます。
しつこい汚れには吹き付けた後しばらく時間を置き、汚れが分解されるのを待ってから擦るとより効果的です。衣類のシミや黄ばみにも対応可能で、吹き付けてからしばらく置いてから洗濯すると、汚れが分解されきれいに仕上がります。
セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方と使用法
スプレー1本分の水に対し、小さじ1~2杯のセスキ炭酸ソーダを混ぜるだけで簡単に作れます。セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ性質が強く、より頑固な油汚れや焦げ付きを落とすのに効果的です。
ガスコンロの天板に吹き付けてしばらく放置し、そのあと擦ると汚れが分解されきれいに落とせます。五徳などにつく頑固な焦げ付きなどは、大きなお鍋に沸かしたお湯に大さじ5杯のセスキ炭酸ソーダを溶かし、15~20分ほど煮てから擦ると、見違えるほどきれいになります。また、ドアノブの清掃や、台所の壁の拭き取り、衣類の黄ばみや襟や袖の黒ずみ落としにも効果があります。
スプレーを使い分けてガスコンロの清掃を・・・まとめ
軽い油汚れや焦げ付きの落としであれば重曹スプレーで十分でしょう。重曹は排水溝や生ごみの臭いを緩和してくれるので、シンクやゴミバケツの掃除にも大いに役立ちます。
重曹でも落とせないしつこい油汚れや焦げ付きには、アルカリ性質がより強いセスキ炭酸ソーダスプレーがおすすめです。セスキ炭酸ソーダはお湯に混ぜてつけ置きしたり、煮沸洗浄したりするとより効果的です。
また、衣類の黄ばみや黒ずみにも、セスキ炭酸ソーダスプレーを一度汚れた個所に吹きかけてから洗濯するときれいになります。
汚れ具合や使う場所によってこれら2つの手作りスプレーを上手く使い分けて日々の掃除に役立ててみてはいかがでしょうか。