お風呂の浴室乾燥機で洗濯物が乾かないのはなぜ!?原因と対策まとめ
天気に左右されず、洗濯物の乾燥が行える浴室乾燥機は大変便利な設備ですよね。しかし思ったように乾かずに、生乾きになってしまった経験はありませんか?この記事では、お風呂の浴室乾燥機で洗濯物が乾かない原因や、効率的に洗濯物を乾かすためのポイントをご紹介します。生乾きの臭いを防ぐためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。
この記事を読むための時間:3分
お風呂の浴室乾燥機で洗濯物が乾かない理由
ここでは、お風呂の浴室乾燥機を使っても、洗濯物がなかなか乾かない理由を解説します。
お風呂場の湿度
浴室乾燥機を使っても洗濯物がなかなか乾かない理由として考えられるのは、風呂場の湿度が高いことです。湯船に水が溜まっていたり、全体的に濡れていたりすると、湿気によって洗濯物が乾きません。乾燥効率が悪いと、乾いたとしても時間がかかり、電気代が余計にかかってしまいます。
洗濯物の量が多すぎる
家族の人数が多い場合や、洗濯物をため込んでしまったときは、まとめて洗濯を行うことになりますが、一度に干してしまうとなかなか乾きません。できれば何度かに分けて干すことで、早く乾燥を終えられます。どうしても干す量が多くなってしまった場合には、干す場所の間隔を取って、1時間ごとに場所を変えたり向きを変えることをおすすめします。
フィルターの汚れ
フィルターがほこりなどで汚れて目が詰まっているときには、浴室乾燥機はうまく作動しません。この場合、フィルターをきれいにすれば元通りに機能してくれるため、1ヵ月に1度を目安にフィルター掃除を行いましょう。
浴室乾燥機の故障
浴室内の湿度や洗濯物の量に問題がなく、フィルターが汚れていないのに洗濯物がなかなか乾かない場合、浴室乾燥機が故障しているケースがあります。メーカーや使用頻度によっても違いますが、浴室乾燥機の寿命は平均して10年前後です。購入して10年経ったら、点検を行いましょう。
効率的に洗濯物を乾かすためのポイント
ここでは、浴室乾燥機で洗濯物を乾かすためのポイントをご紹介します。
浴室の水分を拭く
お風呂場に洗濯物を干す前に、お風呂場内の水分をできるだけ取り除いてください。浴槽の中や手すりや壁などについた水気も拭き取りましょう。乾燥機能を使って水分を飛ばし、湿度を下げるのもおすすめです。
洗濯物同士の間隔を開ける
洗濯物同士の間隔をあけて干すだけでも、乾燥時間が早くなります。洗濯物同士の間隔が近いと、乾燥効率が悪いだけではなく、臭いの原因にもなってしまいます。物干しラックを活用し、お風呂場全体を使って乾燥するのもおすすめです。また厚手の服は温風が当たる場所に干し、薄手のものは端に干すなど、干す位置を工夫すると、乾燥効率が上がります。
乾いたバスタオルを活用する
乾いたバスタオルと洗濯物を一緒に干せば、湿気を吸い取ってくれます。バスタオル以外にも、洗濯物の下にシワをつけた新聞紙を広げておけば、効率よく浴室の湿度を下げてくれます。反対に、厚手のものと薄手のものを近くに干していると、厚手のものの湿気が、他の洗濯物に移ってしまうため注意が必要です。
フィルターの掃除をする
外から見た感じだとあまり分かりませんが、浴室乾燥機のフィルターを外してみると、ホコリが溜まっていることも多いです。きれいなフィルターで浴室乾燥を行えば、早く乾くだけではなく、臭いの問題もなくなりますよ。
換気を行う
浴室乾燥機を使用する際に、定期的に換気を行うことで洗濯物が素早く乾きます。空気をうまく循環させることで、外干ししたときのように、カラリときれいに乾きますよ。
まとめ
いかがでしたか。お風呂の乾燥機で洗濯物が乾かないときの原因と、効率よく乾かすためのポイントをご紹介しました。浴室乾燥機は、ポイントを押さえて正しく使うことで、最大限の効果を発揮してくれます。上手に扱えば、雨の日にも洗濯物の心配をする必要がなく、大変便利な設備です。ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしていただき、乾燥効率をアップさせてくださいね。
前の記事へ
« 【お風呂のトラブル】追い焚きしてもぬるいときの原因次の記事へ
ガス・灯油ボイラーの臭いが心配|臭いの原因や対処法を紹介 »