【水道交換】DIYで水栓の取り換えは可能?手順や注意点を解説
水栓の交換作業を行うときに、業者に依頼せずDIYで行うことができたら、工賃を節約することができますよね。この記事では、水栓の取り替えを自分で行う際の手順や、必要なものを解説します。自分で行うか業者に依頼しようか迷っている方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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水栓を取り替えるタイミング
水栓を取り替えるタイミングとしてベストなのは、使い始めてから10〜20年目だと言われています。毎日使う場所に設置されている水栓は、特に劣化が早い傾向があります。部分的に問題がある場合にはパーツ交換で問題ありませんが、長く使っているとすぐに他の場所にも不具合が出てくるため、水栓を丸ごと交換することをおすすめします。
新しいタイプの蛇口は、省エネができて光熱費を減らすことができるため、古い水栓を使い続けるよりも高い節約効果が得られるでしょう。
水栓の取り替えに必要な知識
水栓を交換する際に大切なことは、自宅の設置条件や希望に合う水栓を取り付けることです。水栓にはさまざまな種類のものがあり、設置場所に適したタイプかはもちろん、形や効果などに大きな違いがあります。DIYで水栓の取り付けを行う場合には、十分に下調べを行い、水栓の型や取り付け方法を間違えないように気をつけましょう。
【DIY】水栓の交換に必要な道具と手順を解説
ここからは、水栓の交換に必要な道具と手順を解説します。
【DIY】水栓の交換に必要な道具
水栓の交換に必要な道具とそれぞれの役割をご紹介します。
シールテープ
シールテープとは、配管の接続部分に使用する、テフロン性のシールのことです。普通のテープよりも密着性が高く、接合部の水漏れを防いでくれます。
六角レンチ
六角レンチとは、六角形の穴にボルトを締め付ける場合や、取り外す際に使用する工具のことです。水栓交換の場合、台付きタイプの水栓を設置する際に使用します。
モンキーレンチ
モンキーレンチとは、ボルトやナットなどパーツの大きさに合わせて口の幅を調整できるレンチのことです。水栓交換に使用する場合は、細かい作業に向いているショートモンキーがおすすめです。
マイナスドライバー
マイナスドライバーとは、先端が一文字になっているネジ回しのことです。作業の前後に、止水栓を開閉する場合に使用します。
雑巾
作業中には、周りが水で濡れてしまう場合があるため、床や水栓周りを拭くものが必要です。ほかにも、古い新聞紙やペットシーツを敷いておけば、そのまま捨てられるのでおすすめです。
【DIY】水栓交換の手順
水栓には、ワンホールタイプのものとツーホールタイプのものがあります。ワンホールタイプのものであれば、比較的難易度が低いため、DIYで交換が可能です。ツーホールタイプのものも不可能ではないのですが、作業の難易度が上がるため、業者に依頼することをおすすめします。ここからは、ワンホールタイプの水栓交換の手順を解説します。
①シンク下にある止水栓、または水道の元栓をしっかりと締める。
②止水栓の上にあるナットを緩めて、古いホースを撤去します。
③蛇口本体を、蛇口が固定されている台から引き抜きましょう。
④新しい蛇口を取り付けます。蛇口取り付け用のアダプターをセットして、製品に合った工具を使用して固定します。必ず取扱説明書を読んでおきましょう。
⑤新しい逆止弁を取り付けます。パッキンがついていることを確認したら、給水管や給油管に取り付けて、ホースを接続しましょう。
⑥止水栓または元栓を開いて、少しずつ水を出します。ホースの接続部分や水栓の根元から水漏れしていないかを確認してください。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、ワンホールタイプの水栓交換をする手順や、必要なものをご紹介しました。タイプの合った製品と必要な道具があれば、DIYで交換作業を行うことも不可能ではありません。しかし予想できないトラブルが起きてしまうことも事実であるため、自身での交換が不安なときには必ず専門業者に連絡しましょう。今回ご紹介した内容を、DIYで作業が可能かの判断材料としてお役立てくださいね。
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